CRJ200はカナダのボンバルディアが開発した50人乗りリージョナルジェット機である。
以前このクラスはターボプロップ機の守備範囲だったが、ジェット機の高速性が評価されてベストセラーとなり全世界で1000機以上が活躍している。
リージョナル機といっても、巡航速度は小型機のB737やA320をしのぎ、航続距離でも引けを取らない高性能を誇る。
また、ビジネスジェット「チャレンジャー」をベースに設計されたため、機内の快適性も申し分ない。
日本初のリージョナルジェット専門エアラインとして設立されたフェアリンク(現IBEXエアラインズ)。
機内は2-2配列で50席が設置され、キャパシティ的にはSAAB340BとYS-11の中間サイズである。
2000年に関西−仙台線に就航して、日本でもリージョナルジェットの時代が幕を開けた。
フリートは4機で、最初の2機がオーストリアのラウダ航空から購入した100LR型、後の2機が新造の200ER型である。
その後路線の新設・運休を経て現在は「ANAコネクション」として伊丹・成田発着のフィーダー路線を担っている。
BOMBARDIER CL-600-2B19/CRJ-100LR (JA 01RJ)
登録記号 |
型式 |
製造番号 |
登録年月 |
抹消年月 |
座席仕様 |
備考 |
JA 01RJ |
CL-600-2B19/CRJ-100LR |
7052 |
2000.06 |
2014.12 |
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購入 ラウダ航空 OE-LRD 1995年製造
売却 リース会社 N287MC 整備保存 |
JA 02RJ |
CL-600-2B19/CRJ-100LR |
7033 |
2000.12 |
2015.11 |
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購入 ラウダ航空 OE-LRB 1994年製造
売却 AVMAX C-FULF 整備保存 |
JA 03RJ |
CL-600-2B19/CRJ-200ER |
7624 |
2002.03 |
2017.10 |
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売却(情報収集中) |
JA 04RJ |
CL-600-2B19/CRJ-200ER |
7798 |
2003.06 |
2016.12 |
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売却 現シュリー航空 9N-AMA |
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CRJ-200 (国内線) |
CRJ-100 (国内線) |
全長 |
26.8 m |
全幅 |
21.2 m |
全高 |
6.2 m |
巡航速度 |
786 km/h |
航続距離 |
3,045 km |
1,561 km |
最大離陸重量 |
21.5 t |
23.1 t |
エンジン |
GE CF34-3A1 4,186 kg ×2 |
座席数 |
Y50 |
BOMBARDIER CL-600-2B19/CRJ-100LR (JA 02RJ) 旧塗装
「日本のエアライン2008-2009」 イカロス出版, 2008年
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