IBX CRJ-100 (2000〜2015) / 200 (2002〜2017)


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機種概要

CRJ200はカナダのボンバルディアが開発した50人乗りリージョナルジェット機である。
以前このクラスはターボプロップ機の守備範囲だったが、ジェット機の高速性が評価されてベストセラーとなり全世界で1000機以上が活躍している。
リージョナル機といっても、巡航速度は小型機のB737やA320をしのぎ、航続距離でも引けを取らない高性能を誇る。
また、ビジネスジェット「チャレンジャー」をベースに設計されたため、機内の快適性も申し分ない。

日本初のリージョナルジェット専門エアラインとして設立されたフェアリンク(現IBEXエアラインズ)。
機内は2-2配列で50席が設置され、キャパシティ的にはSAAB340BとYS-11の中間サイズである。
2000年に関西−仙台線に就航して、日本でもリージョナルジェットの時代が幕を開けた。
フリートは4機で、最初の2機がオーストリアのラウダ航空から購入した100LR型、後の2機が新造の200ER型である。
その後路線の新設・運休を経て現在は「ANAコネクション」として伊丹・成田発着のフィーダー路線を担っている。


フジドリームエアラインズ ERJ-170
BOMBARDIER CL-600-2B19/CRJ-100LR (JA 01RJ)

フリートリスト
登録記号 型式 製造番号 登録年月 抹消年月 座席仕様 備考
JA 01RJ CL-600-2B19/CRJ-100LR 7052 2000.06 2014.12 購入 ラウダ航空 OE-LRD 1995年製造
売却 リース会社 N287MC 整備保存
JA 02RJ CL-600-2B19/CRJ-100LR 7033 2000.12 2015.11 購入 ラウダ航空 OE-LRB 1994年製造
売却 AVMAX C-FULF 整備保存
JA 03RJ CL-600-2B19/CRJ-200ER 7624 2002.03 2017.10 売却(情報収集中)
JA 04RJ CL-600-2B19/CRJ-200ER 7798 2003.06 2016.12 売却 現シュリー航空 9N-AMA

スペック
CRJ-200 (国内線) CRJ-100 (国内線)
全長 26.8 m
全幅 21.2 m
全高 6.2 m
巡航速度 786 km/h
航続距離 3,045 km 1,561 km
最大離陸重量 21.5 t 23.1 t
エンジン GE CF34-3A1 4,186 kg ×2
座席数 Y50

塗装バリエーション
ジェイエア CRJ-200
BOMBARDIER CL-600-2B19/CRJ-100LR (JA 02RJ) 旧塗装

参考文献

「日本のエアライン2008-2009」 イカロス出版, 2008年


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