FDA ERJ-170 (2009〜)


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機種概要

ERJ170は、ブラジルの航空機メーカー、エンブラエル社が開発した双発リージョナルジェット機である。
このクラスのリージョナルジェット機としては珍しくウィングマウントエンジンを採用し、B737やA320といった小型機をさらに相似的に小さくしたフォルムとなっている。
2000年代に入ってから新設計された機種のため、フライバイワイヤとなった操縦系統をはじめ中大型機顔負けの装備が随所にある。
本機種は胴体断面に特徴があり、逆ダルマ型をしていて座席部分が一番広くなるようになっている。
2-2配置で4列の座席は小型機よりもむしろゆったりとしていて、リージョナルといえども機内の快適性には全く妥協がない。

2009年7月、富士山静岡空港をベースに就航したフジドリームエアラインズ(FDA)。
76席というキャパシティの本機種は、大手2社の空白路線となる静岡−小松・熊本・鹿児島には最適だった。
就航当初からの初号機01FJが赤、2号機02FJが水色のマルチカラーで静岡の空に鮮烈デビューを飾った。
現在はストレッチしたERJ175とともに、グリーンの3号機04FJが加わり松本空港・小牧空港からの路線も運航している。


フジドリームエアラインズ ERJ-170
EMBRAER ERJ-170 (JA 01FJ)

フリートリスト
登録記号 型式 製造番号 登録年月 抹消年月 座席仕様 備考
JA 01FJ ERJ-170STD 17000271 2009.02 Y76 レッド
JA 02FJ ERJ-170STD 17000289 2009.06 Y76 ライトブルー
JA 04FJ ERJ-170SU 17000129 2009.10 Y76 購入 リパブリック航空 N866RW 2006年製造
グリーン

スペック
ERJ-170 (国内線)
全長 29.9 m
全幅 26.0 m
全高 9.9 m
巡航速度 870 km/h
航続距離 3,100 km
最大離陸重量 36.0 t
エンジン GE CF34-8E5 6,350 kg ×2
座席数 Y76

参考文献

「日本のエアライン2009-2010」 イカロス出版, 2010年


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