Rainbow Gallery #852


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航空自衛隊 SUBARU (FUJI) T-1B
25-5856 (CN JT52) 1962.12〜2006.03


モデルとなった25-5856は、航空自衛隊に所属していたスバル(富士重工)T-1Bである。
T-1は国産として戦後初めての実用ジェット機として開発され、航空自衛隊発足時にアメリカから供与されたT-6テキサンの後継となった。
エンジンの吸入口を機首に設けるなどF-86Fに似たフォルムが特徴で、高等練習機として使われていたT-33Aをも上回る機動性を持っていた。
搭載を予定していた国産エンジンの開発が難航したため代替としてイギリス製のエンジンを装備したT-1Aと、ようやく完成した国産IHIエンジンのT-1Bが存在する。
この25-5856号機は2006年3月のT-1ラストフライト後、埼玉県の所沢航空発祥記念館に静態保存で展示されている。

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